太陽の光や豊かなみどりや爽やかな風など魂を揺さぶる風景は、こころの奥底に沁みわたり、それが言葉になって詩が生まれます。詩はこころの風景です。言葉で紡がれたこころの風景を画像と一緒に楽しんでいただけたなら幸甚に存じます。
いつもの噴水に きらきらと夏が宿っている空気は むらさき色に湿って とてもまろやかでジンジンと 日光が太くなり 涼風が 肌に心地よい 満開の ミツバツツジやヒラドツツジが 白やら赤やら たわわな色彩を 大盤振る舞いしカイズカイブキのみどりは ますます濃く尖がってきた 白い靴下を脱いで 素足になる明るく照り輝く太陽に 茫然と魂が呆け 竹笛のように こころが軽くなってきた 噴水の飛沫に まぼろしのような 淡い虹がゆらぎ自転車の恋人たちは 明日の愛へ 銀輪を走らせ遠い昔の潮騒は うす絹のように 無音のなかに消えてゆく そうしていつもの公園は 悠久のときが 静かに流れてゆく 奈津光平の詩「いつもの公園で」より
いつもの噴水に きらきらと夏が宿っている
空気は むらさき色に湿って とてもまろやかで
ジンジンと 日光が太くなり 涼風が 肌に心地よい
満開の ミツバツツジやヒラドツツジが
白やら赤やら たわわな色彩を 大盤振る舞いし
カイズカイブキのみどりは ますます濃く尖がってきた
白い靴下を脱いで 素足になる
明るく照り輝く太陽に 茫然と魂が呆け
竹笛のように こころが軽くなってきた
噴水の飛沫に まぼろしのような 淡い虹がゆらぎ
自転車の恋人たちは 明日の愛へ 銀輪を走らせ
遠い昔の潮騒は うす絹のように 無音のなかに消えてゆく
そうして
いつもの公園は 悠久のときが 静かに流れてゆく
奈津光平の詩「いつもの公園で」より