太陽の光や豊かなみどりや爽やかな風など魂を揺さぶる風景は、こころの奥底に沁みわたり、それが言葉になって詩が生まれます。詩はこころの風景です。言葉で紡がれたこころの風景を画像と一緒に楽しんでいただけたなら幸甚に存じます。
どこまでも澄み切った 群青の空 ひかりが遠くまで 燦爛(さんらん)ときらめき輪郭の濃い日差しが 石畳にきらきら反射している 橡(とち)の木の 大きな葉に日光が弾け跳び やまももの木が 濃い緑に膨らんでいる冬の間は枯れ木の ノウゼンカツラが 青い蔓(つる)をたわわに伸ばし 朱鷺色(ときいろ)のラッパの花を咲かせている 悠久の大地に 爽やかな夏の風が吹きわたりアキニレの樹影が ゆらゆらと風になびき 夢のように 光と影が揺れながら 遠くのほうへながれてゆく きらめく陽光のなかに お母さんと手を繋いで歩いてゆく 幼い男の子の後ろに短いときの影が さみしくゆれている 奈津光平の詩「うしろ影」より
どこまでも澄み切った 群青の空
ひかりが遠くまで 燦爛(さんらん)ときらめき
輪郭の濃い日差しが 石畳にきらきら反射している
橡(とち)の木の 大きな葉に日光が弾け跳び
やまももの木が 濃い緑に膨らんでいる
冬の間は枯れ木の ノウゼンカツラが 青い蔓(つる)をたわわに伸ばし
朱鷺色(ときいろ)のラッパの花を咲かせている
悠久の大地に 爽やかな夏の風が吹きわたり
アキニレの樹影が ゆらゆらと風になびき
夢のように 光と影が揺れながら 遠くのほうへながれてゆく
きらめく陽光のなかに
お母さんと手を繋いで歩いてゆく 幼い男の子の後ろに
短いときの影が さみしくゆれている
奈津光平の詩「うしろ影」より