太陽の光や豊かなみどりや爽やかな風など魂を揺さぶる風景は、こころの奥底に沁みわたり、それが言葉になって詩が生まれます。詩はこころの風景です。言葉で紡がれたこころの風景を画像と一緒に楽しんでいただけたなら幸甚に存じます。
きらきらかがやく透明な青空に 白光りする積乱雲黄金色に輝く真夏の太陽が 強烈な光線を容赦なく 地面に叩き付けその陽光を浴びて 今日も おびただし蝉が けたたましく鳴いている 長い地中の幼虫から 神の啓示をうけて 地上に羽化する 蝉たち夜明けとともに 青白い透明な羽を広げ きらめく朝日に飛翔してゆきそうして 生命を繋ぐため 渾身の力を振り絞って鳴きはじめる 夏の陽光が天空高くかがやくころ ツクツクボウシがにぎやかに鳴きだし夕暮れが近づいてくると ヒグラシの物悲しい鳴き声が聞こえてくるやがて 日暮とともに 夕焼けの空遠く 蝉の声が消えてゆく 奈津光平の詩「蝉」より
きらきらかがやく透明な青空に 白光りする積乱雲
黄金色に輝く真夏の太陽が 強烈な光線を容赦なく 地面に叩き付け
その陽光を浴びて 今日も おびただし蝉が けたたましく鳴いている
長い地中の幼虫から 神の啓示をうけて 地上に羽化する 蝉たち
夜明けとともに 青白い透明な羽を広げ きらめく朝日に飛翔してゆき
そうして 生命を繋ぐため 渾身の力を振り絞って鳴きはじめる
夏の陽光が天空高くかがやくころ ツクツクボウシがにぎやかに鳴きだし
夕暮れが近づいてくると ヒグラシの物悲しい鳴き声が聞こえてくる
やがて 日暮とともに 夕焼けの空遠く 蝉の声が消えてゆく
奈津光平の詩「蝉」より